業務用エアコンの選び方 メーカー編

業務用エアコンの選び方 メーカー編

業務用エアコンを選ぶうえで、メーカーの選択は重要です。各メーカーの特色を把握して、購入に役立てていただければ幸いです。
主に、業務用エアコンを販売しているメーカーは下記の6社です。

次項ではそれぞれのメーカーの販売しているシリーズ・機種・特徴について簡単にご説明いたします。

ダイキン

ダイキン

ダイキンは日本が誇る世界売上1位の空調専門メーカーです。
業務用エアコンの国内シェア率では40%以上を占めております。
空調専門メーカーということもあり、通常の業務用エアコンだけでなく、中温用エアコン・ビル用マルチエアコン・設備用エアコンなど、さまざな機種が販売されています。
ダイキンと言えばなんといっても、アフターサポートが充実している点が最たる強みと言えます。万が一の故障時にも、24時間365日修理受付を行っており、迅速に対応してくれます。
特に修理対応の迅速・丁寧さでは他メーカーを圧倒しています。

ダイキン 業務用エアコンの主なシリーズ

  • FIVE STARシリーズ
  • Eco ZEASシリーズ
  • スゴ暖シリーズ(寒冷地仕様)
  • machiマルチシリーズ など

ダイキンで販売されている機種・形状

三菱電機

三菱電機

三菱電機は国内シェア率が20%前後で国内2位の業務用エアコンメーカーです。
ムーブアイに代表されるように、高いセンシング技術を誇ります。ムーブアイセンサーとAIを組み合わせたムーブアイmirA.Iなど最先端を行く業務用エアコン販売しています。
ダイキンと同様に三菱電機も24時間365日の修理受付をしています。

三菱電機 業務用エアコンの主なシリーズ

  • スリムZRシリーズ
  • スリムERシリーズ
  • ズバ暖シリーズ(寒冷地仕様)
  • Fitマルチシリーズ など

三菱電機で販売されている機種・形状

日立

日立

日立は国内シェア率10%ほどの業務用エアコンメーカーです。室内機や室外機の熱交換器を自動でお掃除してくれる凍結洗浄機能は有用です。また、省エネの効率の高い機種も多いという特徴もあります。
ツインタイプ・トリプルタイプ・フォータイプの能力のラインアップ数も多く、機種選びのしやすいメーカーです。
ダイキンや三菱電機に比べて機器も比較的安価というメリットもあります。

日立 業務用エアコンの主なシリーズ

  • 省エネの達人プレミアムシリーズ
  • 省エネの達人シリーズ
  • 寒さ知らずシリーズ(寒冷地仕様)
  • フレックスマルチシリーズ など

日立で販売されている機種・形状

日本キヤリア(旧:東芝キヤリア)

日本キヤリア(旧:東芝キヤリア)

東芝キヤリアは2024年5月1日に社名を変更し、日本キヤリアとなりました。
日本キヤリアの国内シェア率は10%です。
天井カセット4方向3馬力までの室内機は235mmの高さで最薄です。
日本キヤリアの最大の強みはなんといっても低価格ということです。安価で業務用エアコンを導入することが可能です。

日本キヤリア 業務用エアコンの主なシリーズ

  • ウルトラパワーエコシリーズ
  • スーパーパワーエコゴールドシリーズ
  • スマートエコneoシリーズ
  • スーパーパワーエコ暖太郎シリーズ(寒冷地仕様)など

日本キヤリアで販売されている機種・形状

三菱重工

三菱重工

三菱重工の国内シェア率も10%程です。三菱重工は高い技術力を誇り、航空機開発技術を応用し、快適性を追求しています。また、大学との共同研究で脳科学でその快適性を証明しています。
価格も手頃で導入しやすいという特徴もあります。

三菱重工 業務用エアコンの主なシリーズ

  • EXCEED HYPERシリーズ
  • Hyper Inverterシリーズ
  • 暖ガンシリーズ(寒冷地仕様)など

三菱重工で販売されている機種・形状

パナソニック

パナソニック

パナソニックの国内シェア率は5%程度です。
天井カセット4方向・2方向・壁掛け形・天井吊形・床置き形にはナノイーXが標準搭載されており、空気清浄機能が強味です。また、ECONAVI機能が搭載されている機種もあり、省エネ効率が高いのも特徴です。

パナソニック 業務用エアコンの主なシリーズ

  • XEPHY Premiumシリーズ
  • XEPHY Ecoシリーズ
  • フル暖シリーズ(寒冷地仕様)など

パナソニックで販売されている機種・形状