ビルトイン形 業務用エアコンとは?
ビルトイン形 業務用エアコン 概要
ビルトイン形は吹出口を自由に調整できる機種で、ダクト等を接続して使用します。
天井埋込ダクト形とは異なり、室内機を完全隠蔽する機種ではありません。
吸込口用のパネルにハーフパネル・フルパネルがあります。ハーフパネルは主に新規設置時に使用し、フルパネルは入れ替え時などに使用します。
一般的にはビルトインとそのまま呼ばれます。
各メーカーのビルトイン形の呼び方は以下の通りとなります。
- ダイキン:天井埋込カセット形 ビルトインHi
- 日立:ビルトイン
- 三菱電機:天井ビルトイン形
- 三菱重工:天埋カセテリア
- 東芝:天井埋込形ビルトインタイプ
- パナソニック:天井ビルトインカセット形
ビルトイン形 業務用エアコン メリット
ビルトイン形はダクトを接続することで様々なレイアウトに対応可能です。また、吹出口の種類も多く、自由度が高いのも特徴です。
吸込口と吹出口を離して設置できるため、熱量の低いお部屋から空気を吸い込み、厨房などの熱量の高いお部屋へ吹き出すといったような設置も可能です。
ビルトイン形 業務用エアコン デメリット
ビルトイン形はダクトの接続が必須となるため、工事代金・部材代金ともに高額となります。
また、既存のビルトインから入れ替え工事となると、開口を広げたり、フルパネルへ交換したりと工事の難易度も上がります。